2013-06-16 五新線(その1) 鉄道遺産(近畿) 五新線 廃線跡 正確には廃線ではなく未成線です。 和歌山線五条駅と紀勢本線新宮駅を結ぶ計画でした。 まず五条駅側から建設が始まり、旧奈良県大塔町(現五條市大塔)阪本まで路盤はほぼ完成したものの線路が敷設されることはなく、バス専用道として使用されています。 ここは和歌山線との分岐地点。 現在は施設の駐車場になっています。 国道24号線と立体交差する地点(写真上が北側、写真下が南側)です。 国道上の橋脚は撤去されています。 新町通と交差する地点です。 高架橋が途切れた先は吉野川です。 国道168号線と立体交差する地点(写真上が北側、写真下が南側)です。 築堤の上から見るとこんな感じです(北向きに撮影)。 遮断機の一部が残っています。 この写真は五條市丹原町付近です。 このあたりもバス専用道だと思うのですが、生活道路の一部になっているかもしれません。 左下から中央上に向けて走る道が路盤跡です。 写真上部に見える高架橋から撮影したのが↓です。 五條市西吉野町屋那瀬にある専用道を走るバスのバス停です。 (停留所名は隣の賀名生になっています。梅の名所だから?) 見にくいですが、運行本数は平日は5本、土・日・祝日は1本のみです。 バス停横には観光案内板があります。 その2に続く。